ネトウヨの主体構成員は、 生長の家や世界救世教、幸福の科学のような新興宗教である。 え、何言ってんの？ と考える人もいるかもしれない。 しかし本当なんです。 彼らは中国や韓国を常に批判します。 しかし普通の一般の日本人で、毎日ブログで批判する人なんているでしょうか？ そんなに外国にこだわり執着するでしょうか？ 彼らが右翼もどき的な発言をするのは、 「教義」の為なんです。 幸福の科学は中国を悪魔の国だとする教義があります。 中国政府は悪い宇宙人と密約しているだとかそんなSFレベルですが。 彼らは既に1990年代後半に、 「中国人が2000年代に日本を侵略しにやってくる！」と唱えていたのです。 何故でしょうか？ 実は幸福の科学総裁の大川さんという人が、「1999年に世界大戦があるかも」という予言をしたのです。 大川さんは、 中国はその頃（99年）までに共産党が崩壊し帝国主義国家に成っている。 台湾や韓国を強引に併合する。 と予言されたそうです。 そして数年後の第４次世界大戦に日本へ侵攻するとの事です。 このノストラダムスから影響を受けたような予言を彼は何故行ったのでしょうか。 ※1995年、既に幸福教は中国脅威論を唱えていた。 参考：幸福の科学と隣国脅威論 ・唯物論は悪とする教義 幸福の科学は、唯物論（物質こそ全て）や無神論（創造主などいない）という考えを極めて「危険な考え」としています。 他の宗教にも無神論を良くない事であるとする教義はありますが、 幸福の科学ははっきりと 「無神論や唯物論が増えると国家が滅びる」と主張しています。 （スピリチュアルレポートという幸福の科学信者さんのサイトから引用） 幸福の科学は中国やベトナムやミャンマーのような半社会主義国家やサウジアラビアのようなイスラム主義国家、 つまり、信仰の自由（特に新宗教の）を重んじない国に対してかなり批判的です。 幸福の科学総裁の大川さんは、 宗教を批判する人間は地獄に落ちるとも言われてます。 無神論が増える国家には天変地異や戦争が蔓延する、なので信仰を広めるのが世界救済の為だという訳です。 参考：宗教弾圧と災害 幸福の科学は、日本人に宗教への無関心が広まっているのは国家滅亡並みの危機を孕んでいるとして、信者に布教の大切さを訴えています。 宗教が政治や教育に干渉しないのが、 今の教育の腐敗や利権政治の元凶であり日本人の道徳の低下を招いたとも主張しています。 ・とある予言 幸福の科学信者さんは、 中国軍が日本を攻撃すると信じています。 それは、大川総裁が昔から自民党支持者で幸福実現党を結成するまでは自民党の政治運動の一環として反共産主義を訴えていました。 ある時2000年代に大川総裁はこんな予言をしました。 「もし中国が軍事力で日本を併合したら、日本ではスピリチュアル禁止令がだされるでしょう」 「もしそうなれば、小惑星が地球に衝突します。」 などという内容です。 これは、 共産主義を警戒しましょう、 信仰心が無いと不幸になりますよ、 日本は宗教的に重要な国ですよ、 という内容だったのですが、 インパクトが強かったので、信者のブログなどを通じて少し誤解され大々的に広まったのです。 中国の日本侵略の予言がある。 無神論が広まると地球に小惑星が衝突する。 信者さんの間でもブログなどによりこの予言が日本滅亡の予言だとし信じられて来たのです。 参考：中国の日本侵攻の予言 ・こんな話題も またこれは新興宗教とは関係ありませんが、アメリカで1970年年代に「ロシアや中国やアメリカの政府は実は秘密裏に宇宙人類とコンタクトしている。」 という都市伝説が流行りました。 大川総裁も、 「実は米露中の政府は宇宙人と密約しているんです。」 と主張された事があります。 これは、実は宇宙人っているんだよ♪という意味だったのですが、 信者やマニアの間で、 「悪い宇宙人が地球侵略の為に中国を利用して唯物論を広めようとしている！」 とネットで広まってしまったのです。 参照：中国政府と宇宙人の密約（幸福教） 親中国派とマスコミから呼ばれた福田内閣が成立すると、この宇宙人の中国を利用した侵略説は複数の新興宗教信者の中で実現化していると信じられてきました。 ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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